ホワイトニングの薬液に使われるのは、主成分を過酸化水素としたものですが、本来過酸化水素はそのまま口にするものではなく、その安全性に疑問が生じます。
しかし現在のところ、1989年にアメリカで実用化されて以来30年近くが経ちましたが、これといった大きな事故も報告されておらず、世界中でこの技術が使われていますが、そうした世界の研究機関でも、ホワイトニングに関する安全性が確認されています。
また、カズノコを始めとする漂白にも、この過酸化水素が長年使用されており、短時間で無害な水と酸素に分解することから、その安全性に疑問を持つ必要はないと思われます。日本でも、東京医科歯科大学を始めとする多くの大学や研究機関が研究を行っていますが、実際に認可され使用されているところから、その安全性は確認されています。
これらのことを踏まえ、ホワイトニングに関して安全性は問題ないとされますが、薬剤を使用し医療器具を使用した施術の一つであることは間違いありませんので、歯科医院の選択にはより信頼度の高い病院を選ぶ必要があります。
また、ホワイトニングコーディネーターという資格があります。この資格を保有している歯科衛生士が在籍するクリニックを探すといいでしょう。
日本の歯科医院の場合、安全性や衛生面で問題の起きることはほとんどありませんが、アフターケアなどしっかりした病院を選ぶことです。